【Arch Linux】mongodbを起動させる
あらすじ
mongodbが起動しなくなって数日が立った。
けがが自然治癒で、治るように、
mongodbもそのうち、起動できるようになるかと思っていた。
だが無理と思えてきたので、何とかすることにした。
まずは、再インストールを考えた。
だが、mongodb、mongodb-toolsの両パッケージは、
Arch Linuxの公式リポジトリから、消えてしまっていた。
mongodbの公式サイトを参照するも、Arch Linuxへの
インストール方法は、載っていない。
途方に暮れて、検索をしていると、他にも同志が、いるとわかってきた。
そして、AURというリポジトリには、バイナリパッケージがあり、
今も更新されていることが判明。
希望が見えた。
AURからのインストールには、ヘルパーコマンドを使ってするらしい。
ヘルパーコマンドには、いろいろあるが、今なら、yayというのが、
良さそうだと理解。
結論から書くと、以下のことを行って、mongodbを起動できた。
1.yayを使えるようユーザ設定をする。
2.yayをインストールする。
3.yayを使って、mongodb-binをインストールする。
具体的な手順
1.yayを使えるようにユーザ設定をする
rootユーザで、visudoコマンドをたたき、
自ユーザが、pacmanを呼べるように許可する。
(例)
%wheel ALL=(root) NOPASSWD: /usr/bin/pacman
%wheelのところは、自ユーザに置き換えたり、
所属グループを指定したりすれば、いいかと思う。
2.yayをインストールする
必要なパッケージをpacmanでインストールする。
- base-devel
- git
- go
自ユーザで、インストールする。
$ git clone https://aur.archlinux.org/yay.git
$ cd yay
$ makepkg -si
1.ができていないと、makepkgが、pacmanを呼べぬと怒られる。
rootユーザで、実行しようとすると、
rootユーザでの実行は許可されないとmakepkgに言われる。
3.yayを使って、mongodb-binをインストールする。
起動しなくなったパッケージを消す。
ログ、データを消す。(根性がないので、クリアしてしまった。)
# cd /var/lib/mongodb
# rm -rf *
# cd /var/log/mongodb
# rm -rf *
自ユーザで、mongodb-binをインストールする
$ yay -S mandodb-bin
起動・自走起動
# systemctl start mongodb.service
# systemctl enable mongodb.service
以上です。
yayを入れるまでが、つらいが、それを超えれば何とかなると思う。